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10月6日 冬学期の説明/ビジネスプラン・フォーマット及びサンプル提示と解説高ヒット

10月6日 冬学期の説明/ビジネスプラン・フォーマット及びサンプル提示と解説
担当教員:林大樹(社会学研究科教授)・横田雅弘(留学生センター教授)
ビジネスプラン・フォーマット解説担当:山田善紀(「社会起業論」受講生)


夏休みも終わり、いよいよ2006年度の授業後半に入ります。

最初に担当教員より冬学期の授業スケジュールについての説明がありました。詳しくは冬学期版のシラバスをご覧ください。

昨年と大きく違うのは、ビジネスプラン・コンテストの「予選」を行うところです。予選会は11月24日(金)の授業時間内に実施します。ただし、本選に出られなかった人も学期末には必ず最終版のビジネスプランを提出しなければならないという点が重要です。ビジネスプラン・コンテストの結果がそのまま授業の成績になるわけではありません。成績評価は、出席率や授業中の積極性、最終提出物などを総合して行います。

また、今年はフォーマットに従ってビジネスプランを作成するという点が昨年と異なります。「基本となる型を示した方が受講生にとっては書きやすく、読む側にとっても内容によりフォーカスした審査ができるようになるのではないか」という意見からこのような形になりました。

ビジネスプランのフォーマットについては、「社会起業論」受講生の山田さんが国民金融公庫用の創業計画書を例に解説しました。これは、最低限の用件を満たした入門レベルのフォーマットとして役立ててほしいとのことです。書き方とともに、「販売先と仕入先」「設備資金と運転資金」「投資と融資」「借り入れと借金の違い」など、用語の意味を改めて理解する良い機会になりました。書くときには以下のようなポイントに注意すると良いそうです。
・なるべく「です、ます調」より「だ、である調」で統一する。
・取り扱う商品は売れ線のもの1つか2つに絞って書く。
・セールスポイントは丁寧に。どこかで誰かがやっていることも、「社会貢献」という目的で組み立て直し、どこが違うのか書くことによって差別化につながる。

また、起業経験者である山田さんご自身が実際に使用した事業計画書もサンプルとして提供してくれました。「コミュニティ・ビジネス起業講座」の受講生に限り、まちづくり調査室内で閲覧可能です。

最後に、受講生全員が一言ずつ夏休みの報告をしました。関係者にヒアリングをした人、テーマに関連する資格をとった人、現地へ行って活動した人もいれば、立ち止まってプランを考え直していた人もいたようです。進む速さはそれぞれですが、受講生一人一人にとってこの冬学期が実りあるものになることを願っています。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-10-12 14:19 

7月14日 公開中間発表会高ヒット

7月14日 公開中間発表会
夏学期の最終回である7月14日は、4時限と5時限を使って中間発表会を行いました。年末に行うビジネスプランコンテストの会場と同じマーキュリーホールで、受講生以外の聴衆も見守る中、一人一人が夏学期の成果をプレゼンテーションしました。

ここではタイトルだけご紹介しましょう。

・超快適学習スペース
・みちづくり〜熊野古道〜
・国立リサイクルネット
・コダカラ支援機構
・DEWKSキッチン
・写真の学校
・電気デポジットで省エネ
・後継者育成支援ビジネス
・もったいない屋エージェンシー
・焼酎をより多くの人に
・「犬」財派遣
・一橋 家具re-useシステム
・ビジネス街に保育所を!
・「お祭りサポーター」 地域の伝統・文化を守る
・禁煙サロン
・国立市にも広げよう、コミュニティFMの輪
・遊び場を提供する事業
・音楽を紹介しよう!新品中古何でもアリの音楽店
・食育村プロジェクトからの提案

どのプレゼンテーションも、その人らしさがあふれるものでした。

夏休みにはまちへ出て観察したり、多くの人の声をきいたり、本やインターネットを使って調べたりして、「思い」を客観的に裏付けてほしいと思います。

柴田さんと花淵さん(「社会起業論」受講生)の提案にもあったように、連携することによって相乗効果が期待できそうなテーマも数多くありました。受講生メーリングリストを活用するなどして、今後も交流を深めていってくれることを願います。

充実した夏休みになりますように。受講生の皆さんはまた新学期、教室でお会いしましょう!

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-7-18 13:09 

7月7日 中間発表会に向けて高ヒット

7月7日 中間発表会に向けて
担当:林大樹・横田雅弘・間瀬英一郎

7月14日の公開中間発表会を前にした、最終準備の回でした。受講生は今回のプレゼンテーションや今までの授業を参考にしつつ、各自発表内容を絞り込み、タイトルを決めて提出しました。

今回は、本授業と「まちづくり」授業の映像スタッフであり、コンテンツプロデューサー、起業家として活動する間瀬英一郎さんがプレゼンテーションを行いました。間瀬さんが目指すのは、「身近な友達や同僚と視聴体験を共有できる、ビデオキャスト型インターネットテレビ放送網の実現」。1年以上かけて練り上げてきたプランです。他大学の学生とも連携してシステムを開発し、実用化に向けて進んでいるそうです。

受講生からも1名、小寺洋輝さんがプレゼンテーションをしました。国立に「コミュニティFM」、つまり地域密着型のラジオ放送局を作るというアイデアです。ただしFM局開設には権利などの問題が伴うため、ネットラジオ局という形で実現してはどうかというのが小寺さんの提案です。実は、マーキュリータワーにはネットラジオの録音ができるスタジオがあるのだとか。この大学にはまだまだ知られざる資源がありますね。

今回は、偶然ながら「放送」というキーワードで共通する2組のプレゼンテーションとなりました。授業中には多くの質問や意見が出ました。発表者の2人は、授業時間後も話が尽きなかったようです。

次回はいよいよ夏学期の締めくくりである公開中間発表会です。受講生の皆さんは、自分のプレゼンテーションに力を注ぐことはもちろん、他のプレゼンテーションにも耳を澄ませて、積極的にコメントしてほしいと思います。

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『コミュニティビジネス起業講座 公開中間発表会』
日時:7月14日(金)14:40〜17:50(4、5時限連続)
場所:一橋大学マーキュリータワー7階 マーキュリーホール
※履修者以外の学生や、学外からの参加も歓迎します。
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[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-7-11 0:12 

6月30日 「ビジネスモデル構想合宿」のフォロー 高ヒット

6月30日 「ビジネスモデル構想合宿」のフォロー 
担当:林大樹・横田雅弘
合宿参加ゲスト講師:阿比留正弘(福岡経済大学経済学部教授)
合宿、フォロー授業参加ゲスト講師:松本輝彦(海外子女教育情報センター代表)

6月24日と25日に、山梨県富士吉田市で「ビジネスモデル構想合宿」を行いました。今回はその合宿のフォローの回です。合宿に参加しなかった人も含め、全員がもう一度プレゼンテーションをしました。

合宿参加者にとっては既に発表したり聞いたりした内容と重複するところが多かったかもしれませんが、フォロー授業を通じて合宿に参加しなかった人も考えを共有することができました。

合宿に参加したのは教員4名(うちゲスト講師2名)、本学学生22名、TA1名の計27名です。

合宿の内容は以下の通りでした。
<1日目>
・阿比留先生の特別講義(福岡経済大学で起業関連の授業を担当されてきた経験から)
・昨年度のビジネスプランコンテスト出場者のモデルプレゼンテーション
・受講生一人一人の「一番やりたいこと」プレゼンテーション
・教員による講評
・グループディスカッション
・和室に移って親睦会を兼ねたフリーディスカッション
<2日目>
・グループディスカッション
・再度一人一人の「いちばんやりたいこと」プレゼンテーション(質問、応援あり)
・教員による講評


大型バスでの移動中以外はホテルに篭りきりの1泊2日でした。唯一山梨らしさを感じた瞬間といえば、帰りの談合坂パーキングエリアで信玄グッズを買っているときくらいでしょうか。

しかし、実現させたい「思い」、松本先生の言葉を借りれば「パッション」を他者にぶつけるという機会は、普段の生活ではなかなかないことだと思います。いつも授業で机を並べている受講生の意外な一面を見たり、自分の関心事を掘り下げたりと発見の多い旅になりました。これらをどうやったら利益を出して継続できる事業にしていくか、この先まだまだ考え、検証していかなければなりません。

(写真は上2枚が合宿、3枚目が談合坂、下1枚がフォロー授業の様子)
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7月14日は4限と5限を使って公開中間発表会を行います。
場所はいつもの教室ではなく、マーキュリータワー7階のホールです。

次回、7月7日はそのための準備の回とします。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-7-2 9:43 

6月23日 社会起業家支援の現場と事業立ち上げ期のケーススタディ高ヒット

6月23日 社会起業家支援の現場と事業立ち上げ期のケーススタディ
担当:山内幸治(NPO法人ETIC.事業統括ディレクター)

今回のゲスト講師はNPO法人ETIC.の山内幸治さんでした。

ETIC.(Entrepreneurial Training for Innovative Communities:エティック)は、人材育成支援や起業支援を行う特定非営利活動法人です。半年から1年間にわたって企業に学生を派遣する「長期実践型インターンシップ」事業をベースに、そのノウハウを活用したコンサル事業やコンテンツ事業を実施しています。また、経済産業省の後援で、日本の各地域に「挑戦できるカルチャー」を作る「チャレンジ・コミュニティ創成プロジェクト」に取り組んでいます。若手社会起業家の支援事業としては、社会起業に特化したビジネスプランコンペティション「STYLE」や、NECがスポンサーとなった「NEC社会起業塾」を開催しています。

今回の講義では、ETIC.が今までに支援してきた社会起業の中からいくつかのケースを紹介していただきました。カンボジアの児童売春問題を解決するために現地にITの職業訓練校を作ろうとしている「かものはしプロジェクト」、病児保育という公的にも対応が遅れている課題に取り組む「フローレンス」、農家の営業マンとしてこだわりのお米を流通させる「おこめナビ」など、若い起業家のチャレンジに刺激を受けた受講生も多かったようです。

山内さんからは、次のようなメッセージをいただきました。

「いかに、はやく実験できるか。小さくてもいいからPDCA(※Plan-Do-Check-Action;計画して、やってみて、評価して、改善するサイクル)をまわしたらいいですよ。小さくやっている分には、撤退しても許されるから」

「何か思っていることがあるのなら徹底的に調べてみる。事業には差別性が必要だけど、それはキャリアにもいえること。誰もやっていない分野なら一番になれる。旧態依然とした分野にはかえってチャンスがあるかもしれない」

「儲け以上に、どれくらい社会的な意味や広がりがあるのかを考える。事業を立ち上げてある程度経済的にまわりだしたら手放す人もいるけれど、きちんと大きく育てること」

最後に山内さんから「渋谷サロンというものをやりたい。ぜひ来てほしい」とのお知らせもありました。ETIC.の概要や各種イベントについての詳細は、こちらをご覧ください。 http://www.etic.or.jp (ETIC.のホームページ)

ETIC.のパンフレットはまちづくり調査室、就職支援室にも置いてあります。興味のある人はイベントなどにも足を運んでみると、新たな出会いや発見があるかもしれません。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-7-1 0:29 

6月16日 ビジネスアイデア交流会高ヒット

6月16日 ビジネスアイデア交流会
担当:林大樹・横田雅弘

今回は「ビジネスアイデア交流会」と題し、互いにアイデアを話し合い、考えを深めていく回になりました。

ディスカッションの前に、今後の授業スケジュールと来週の合宿の留意点について担当教員からの説明がありました。受講生の方は、配布したプリント(1枚)を必ず確認してください。

ディスカッションは林先生を囲む11人と横田先生を囲む10人の2つのグループに分かれて行いました。今回の授業の趣旨は、ビジネスモデルやビジネスプランを考える以前に発想や「思い」を豊かにすることです。やりたいことがはっきりと決まっている人もそうでない人も、いくつでも自由に話して良いというルールの下に行いました。

「どんなことをやりたいか」「なぜそれをやりたいか」を一人ずつ話し、メンバー内でコメントを付けていきました。留学、一人暮らし、アルバイト、ボランティア、子育てなど、メンバーの経験からアイデアが提案され、それらに対して様々な視点からのアドバイスが行われました。ディスカッションを通じて同じ問題意識を持つ仲間を見つけた人もいたようです。

次回、6月23日はゲスト講師として山内幸治さん(NPO法人ETIC.事業統括ディレクター)にお越しいただきます。

NPO法人ETIC.のURL: http://www.etic.or.jp


[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-6-17 15:21 

6月2日 理由のある主張をしましょう(後編)高ヒット

6月2日 理由のある主張をしましょう(後編)
担当:松本輝彦(海外子女教育情報センター代表)

前回から引き続き「理由のある主張」をするためのトレーニングです。ゲストスピーカーの松本輝彦さん(海外子女教育情報センター代表)は、ご自身が海外で教育を受けた経験、子育てを通じてアメリカの学校教育を間近で見た経験、海外子女や帰国子女向けの教育に携わってきた経験から、理由ある主張ができるようにする教育の必要性を感じたのだそうです。

「社会起業にとって、もっとも大切なものは何か?」という前回の宿題に対し、様々な意見のレポートが寄せられました。このレポートは全員にプリントとして配布され、指名された2人の受講生が壇上でプレゼンテーションをしました。

「社会起業」というものをどのように捉えるのか。マーケットがローカルなコミュニティというだけで「社会起業」になるのか。「社会的」とはどういうことなのか。全て自分で考えなければなりません。たった1枚の紙に書くだけですが、「わかったつもり」になりがちなことを自分に問いかける良い機会になったようです。十人十色の答えには、受講生のバックグラウンドの違いが現れているのでしょう。

また、受講生からは「理由を3つ挙げるのが難しかった」という感想が出ました。しかし人を説得する、特にビジネスプロポーザルで相手にお金を出してもらう時には理由付けが必要不可欠です。「何となく」「フィーリングで」思いついたことも、掘り下げてみればそう考えた理由が見えてくるはずです。既に日本語にもなっている「ブレーンストーミング」が、その手助けになるかもしれません。人と話しながら、一人でブツブツ言いながら、ノートやホワイトボードや短冊に書きながら、などどんな方法でも良いのですが、自分の中に蓄積したものを出す訓練を日頃からしていることが重要なのだそうです。

今回は5行エッセイの発展形である5段落エッセイの書き方を更に詳しく勉強しました(参考:配布資料3枚)。宿題は、いよいよビジネスのアイデアがテーマです。
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<5段落エッセイ>
テーマ:起業のアイデア
期限:6月16日(時間は特に指定なし)
提出方法:メールに添付し、授業中指定のアドレス(計3つ)に送ってください。
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課題へのコメントは6月24、25日の合宿時に行うそうです。

さて、来週(6月9日)は小平祭のため休講です。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-6-17 15:12 

5月26日 理由のある主張をしましょう(前編)高ヒット

5月26日 理由のある主張をしましょう(前編)
担当:松本輝彦(海外子女教育情報センター代表)

今回と次回はゲスト講師として松本輝彦さん(海外子女教育情報センター代表)が担当します。

冒頭、数名の受講生にこの授業の感想やコミュニティビジネスのアイデアを話してもらいました。聞く限り、今はまだ一人一人漠然としたアイデアをあたためている段階のよう。これからビジネスプランを組み立て、最終的にはコンテストでプレゼンテーションするわけですが、その時までに「なぜそう考えたのか」をはっきり説明できるようにしておく必要があります。

今回の授業では、「理由のある主張」をする手がかりとして欧米式のライティングスキルを紹介しました(配布資料:プリント2枚)。

「5行エッセイ」は、以下の5つの文だけでできた文章のことです。

1.主題文:自分の意見、主張を書く
2.サポート文:意見を支える事実や証拠A
3.サポート文:意見を支える事実や証拠B
4.サポート文:意見を支える事実や証拠C
5.結論:主題文を言葉を変えて繰り返す

具を3種類はさんだハンバーガーのイメージ。なぜ3つかというと、「1つ2つだと誤解されるし、5つ6つだとボケるから」だとか。「起承転結」ではなく、結論からはじめて大切な順に書くのがポイントです。アメリカの小学校では2年生で5行エッセイを、4〜6年生ではそれぞれを段落で書いた「5段落エッセイ」を特訓するのだそうです。「作文は思ったことを自由に」という日本式の教育とは違いますよね。どちらが優れているとは言えませんが、少なくともビジネスのプレゼンテーションにおいては、欧米の作法が日本でも広まりつつあるのだとか。異なる背景を持つ人に対して説明をする際の一つの「型」として、この機会に習得しておくと役立ちそうです。

さっそく宿題が出ました。
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5段落エッセイ
・テーマ 「社会起業(コミュニティビジネス)にとって、最も大切なものは何か
?」
・分量 Word1枚以内
・期限 6月1日(木)の24時(2日の午前0時)
・提出方法 eメールに添付し、授業中指定のアドレスに送る
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テーマは色々な解釈ができます。理由を考えることを通じて自分なりの「想い」が明確になってくるかもしれません。松本先生の言葉を借りれば「頭の中にある知識をギューッと搾り出して並べ、つなげていく」作業です。

さあ、どんな主張が届くでしょうか。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-6-17 15:10 

5月19日 ビジネスアイデアからビジネスモデルへ(後編)高ヒット

5月19日 ビジネスアイデアからビジネスモデルへ(後編)
担当:山田善紀

前回に引き続き山田さんの講義。「コンビニをリサーチせよ」という宿題に対する受講生の発言を、山田さんが問いかけを挟みながら補足していくというやり方で進みました。

普段からお客さんとして身近に接しているコンビニも、「店を経営する」という視点で改めて見ると色々な発見があったようです。店舗の大きさや形、入口の位置、棚の高さ、商品の並べ方、価格の付け方など、一つ一つに意味があるという話でした。

高度にHowToができあがっていて「しくみでものを売る」コンビニは、ある意味コミュニティビジネスとは対極にあるビジネスの典型。コンビニの例がそのままコミュニティビジネスに当てはまるわけではありません。「アイデアより先に一般的なビジネスの話、しかもコンビニの例を紹介することによって型にはまってしまうのではないか」という意見もありました。それに対しては「ボランティアベースでサービスを提供してからお金をとるのは難しいので、まずビジネスの土台を考える方が良い」というのが山田さんの考え。もちろん、違ったアプローチもあるでしょう。

その他にも、こんな質問が出ました。

Q.誰かと一緒にやりたい場合には?
A.できてもできなくてもまず一人でビジネスモデルを考えてみることが大事。その後、他人とシェアできたら良い。

Q.費用のことが出てこなかったのはなぜか?
A.原価まで考慮すると難しくなる。まず売上だけで考え、次のステージで原価を考えていく方が良い。

Q.コミュニティビジネスならではの注意点は?
A.地域の中で動かしていく難しさや、環境や教育などの分野では相手を啓蒙・啓発していくことの難しさがある。特に重要なのは、法律による後押しがあるかもしれないので法改正について把握しておくことと、企業や個人がいくらならお金を出してくれるか価格帯を見極めること。


さて、次回からの2回は前々回にも登場した松本輝彦さんが担当します。皆さんの中にある問題意識やアイデアを伝える‐聞き出すということがメインになるようです。

受講生から「今週とのつながりを持った授業にしたいので、宿題を出してほしい」という要望がありました。それに対して山田さんが挙げたのは以下の2点。
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・自分が興味のあることを一つ考えてくる
・一言でいいから発言して、参加する
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授業中に発言するのは簡単なようで案外難しいもの。今週以上に活発なディスカッションができると良いですね。


[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-5-22 15:54 

5月12日 ビジネスアイデアからビジネスモデルへ(前編)高ヒット

5月12日 ビジネスアイデアからビジネスモデルへ(前編)
担当:山田善紀

アイデアをどうビジネスにしていくか、という方法を解説する講義の前編。「ビジネスとは何ぞや?」という基本を学ぶ回でした。

まず、起業家に必要な能力は「論理的思考能力」「問題解決能力」「プレゼンテーション能力」の3つだというところから話がはじまりました。学生も授業の中でプレゼンテーションをする機会があると思いますが、ビジネスのプレゼンテーションは「発表」ではなく誰かに何かをしてほしいと「説得」することを指すのだそうです。もしかして、授業中のプレゼンテーションも教授を説得してAをとることが目的だといえるのかも…そう考えると、少し身近になってくるかもしれません。

さらに身近な例として山田さんが挙げたのは「コンビニ」。コンビニに行ったことがない人は当然のごとくゼロで、「週に5回は行く人!」という問いかけには半数以上の手が挙がりました。ではコンビニのビジネスモデルを考えたとき、1店舗を成り立たせるためにはいくらの売上が必要なのでしょうか?また、売上目標を達成するためにどのような工夫がなされているのでしょう?授業中に出た課題は、紙を用意して下半分によく行くコンビニの間取り図を描いてみるというもの。普段何気なく通っているコンビニには、多くの工夫が隠されていることがわかります。紙の上半分への書き込みは宿題です。
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宿題:間取り図を書いたコンビニに行って立地や客層などを観察した上で、
・客単価や、年、月、日、時間あたりの売上目標(戦略)を推測する
・集客や売上アップの工夫(戦術)を3つみつける
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今回の講義で出てきた話題は、ビジネスモデル、戦略(ストラテジー)と戦術(テクニック)、目的と目標、Product OutとMarket in、Management・Marchandaizing・Marketingの3M、事業の成長曲線、ビジネスの評価ポイント…などなど。これらは商学部で教えられているような内容ですが、現場に即してわかりやすく説明されているため、特に社会学部の学生にとっては新鮮だったようです。時折質問タイムをはさみながら進む講義中、教室には黒板のカツカツという音と、ノートのサラサラという音が響いていました。

ただし、重要なのはビジネスに関する理論の数々はあくまでも仮説であり、検証するのは他でもない受講生の皆さんだということ。「人」「モノ」「金」といった(自分の外にある)世の中のリソースを最適に組み合わせる能力こそが、「自分」を発揮する問題解決能力なのだそうです。

次回は後編です。

[投稿者]medachi [カテゴリー]コミュニティビジネス起業講座  [更新日]2006-5-16 9:38 


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